二大原因をつきつめ患者様にあった手術の提案をいたします。
顔面のなかで、最も年齢が出やすい部位のひとつである下まぶた。
年を重ねるごとにたるみやしわがふえ、見た目の印象が大きく変わる部分でもあります。
印象を決めるうえで、年齢が出やすい原因は大きく分けて二つあると考えます。
一つはしわ、そしてもう一つはたるみや膨らみです。
患者さんそれぞれの原因を理解したうえで、診察後もっともよいと思われる手術を提案します。
治療内容
たるみとり
下まぶたのたるみは皮膚の弛緩だけでなく、目を閉じるときに働く眼輪筋の緩みも関係しています。
よって当院では余った皮膚の切除と同時に眼輪筋に張りを持たせるための施術も同時に行います
手術方法
局所麻酔を行った後、下まぶたのまつ毛(睫毛)の下数ミリのラインに沿って、目の外側(外眼角部)まで切開を入れます。
皮膚と眼輪筋を二枚に分けた後、眼輪筋を外側へ短縮固定を行った後、余っている皮膚の切除を行います。約1時間で手術は終了します。
こんな方におすすめします
下まぶたの張りがなく小じわが目立つ、特に笑った時に目の外側中心に多くのしわが目立ってしまう方。
下まぶたとほお骨の境あたりの皮膚の緩みが目立つ方。
脂肪除去
もともと眼窩内(眼球が入るための顔面骨のくぼみの部分)には眼球とそのクッションとなるために眼球周囲に特異的な脂肪(眼窩脂肪)があります。
下まぶたがぷっくりと膨れる原因は、もともと均等に眼窩内にあったその脂肪が下方へ崩れ、下まぶたを内側から押すことで起こります。
この下方へ崩れた脂肪の切除を行うことで、ぷっくりとした膨らみをとることが脂肪除去手術です。
手術方法
大きく分けて2つの方法があります。
- 下まぶたの内側から脂肪を切除する方法
- 下まぶたのまつ毛(睫毛)の下数ミリのラインに沿って皮膚切開を加えて行う方法
どちらも局所麻酔で行います。
こんな方におすすめします
単純に下まぶたの膨らみが気になる方は、下まぶたの内側から脂肪を切除する方法をおすすめします。
しかしながら大半の方は小じわや皮膚、筋肉の緩みを伴った方が多く、脂肪の切除のみでなくたるみとりの手術を同時に行うべき場合は、皮膚切開を加えて行う方法で行います。患者さんそれぞれの原因を理解したうえで、診察後もっともよいと思われる手術を提案します。
- 費用
- 330,000円